リスクの高い”サイトリニューアル”からの卒業。「データを活用したサイト改善」に特化したセミナーを開催しました

エビス・マーケティング・カレッジ運営事務局

こんにちは、エビス・マーケティング・カレッジ運営事務局の中田です。

公開したWebサイトが、ユーザーへより良い経験を提供できているか?

Webサイトへ訪れたユーザーが、満足されたのか、それとも期待と外れて離れてしまったのか。Webサイトは対面での接客ではないから、表情から心理を読むことや、お声をかけて直接伺うことはできません。しかし、サイト来訪のデータ結果から、仮説を立て、改善していくことができます。

一方で、「データは溜めているけれど、上手く活用できていない‥。」そんなお声を多く耳にします。サイト改善を実施するには「社内の体制」や「ノウハウがない」などの困難がともない、定期的に実施できている企業は少ないのではないでしょうか。

この度、「データを活用したサイト改善」に特化したセミナーを、2015年7月14日に、株式会社イー・エージェンシー様・ Optimizely社様・株式会社ロックオンの3社共催で開催いたしました。

 

60名以上のお客様がご来場され、会場は大盛況でした

60名以上のお客様がご来場され、会場は大盛況でした

 

第1部は、『ユーザー調査からユーザー体験最適化へと導くベストロードマップとは?』と題し、株式会社イー・エージェンシー取締役であり、Optimizelyエバンジェリストである野口竜司氏にご登壇いただきました。

 

「A/Bテストをしたことがありますか?」会場で手が挙がったのは約10名のお客様。 「そのA/Bテストはうまくいきましたか?」の質問では、挙手される方がほとんどいらっしゃいませんでした…。

「A/Bテストをしたことがありますか?」会場で手が挙がったのは約10名のお客様。
「そのA/Bテストはうまくいきましたか?」の質問では、挙手される方がほとんどいらっしゃいませんでした…。

 

ハイリスクなリニューアルと早々にお別れし、“勝ちを確定して”戦う、A/Bテストスタイルに切り替えよう

A/Bテスト等の改善ツールを導入してみたものの、指標もよくわからず、結果としてツールを使わなくなってしまった。という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

イー・エージェンシー様では年間約150回ものテストを、お客様のサイトで実施されたとのこと。ご紹介されたECサイト事例の中では、購入率が前年比46%アップしたブランドもあったようです。

その成功の背景には、Webサイト改善の「体制・テストフロー・会議方法を確定させた」ことが重要だと言います。思いつくままにテストをして、少しデザインを修正するくらいでは、すぐに結果が出るものではないため、関わる誰もが消極的になり、「時間がない」「人手がない」といって、優先度が下がってしまうでしょう。

失敗することを想定して、何度も繰り返し徐々に成果を上げることを前提に、短期間でPDCAを回し続けるスタイルを根付かせていくことが重要と言えるでしょう。

 

株式会社イー・エージェンシー取締役 Optimizelyエバンジェリスト 野口竜司氏

株式会社イー・エージェンシー取締役 Optimizelyエバンジェリスト 野口竜司氏

 

第2部は『マーケティングプラットフォームアドエビスとアドエビスリサーチで実現するユーザーの定量×定性的発見とは?』をテーマにロックオン代表取締役社長である岩田進が講師を務めました。

 

株式会社ロックオン 代表取締役社長 岩田進

株式会社ロックオン 代表取締役社長 岩田進

 

なぜ購入しなかったのか?を直接お客様に伺い、サイト改善に役立てていく

従来の効果測定では、ユーザーが離脱したページはデータで把握できても、「なぜ離脱してしまったのか?」という理由までは見えていませんでした。

ユーザー行動の心理を知る1つとしてGMOリサーチ様と提携したサービスである、「アドエビスリサーチ」についてご紹介いたしました。アドエビスリサーチでは、サイトを訪れたのち、購入しなかったユーザーに対して「なぜ購入に至らなかったのか?」というアンケートを取ることができます。ユーザーの声を取り入れることによって、具体的なサイトの改善が可能になります。

 

第3部は『Optimizely第2の製品発表。A/Bテストとパーソナライゼーションでユーザーエクスペリエンスの最適化を』と題し、Optimizelyパートナーシップ担当責任者  Dan Glaze(ダン・グレイザー)氏にご登壇いただきました。

 

左:Optimizelyパートナーシップ担当責任者 Dan Glaze(ダン・グレイザー)氏

左:Optimizelyパートナーシップ担当責任者 Dan Glaze(ダン・グレイザー)氏

 

来訪データからターゲットを絞り、最高のエクスペリエンスをユーザーに提供しよう

Optimizelyの創業者であるDan Siroker(ダン・シロカー)氏はGoogle時代に、オバマ大統領の寄付金をできるだけ多く集めるため、サイトにおいてA/Bテストを行い、結果、100億円以上の収入を得るという実績をあげたことにより、大きな注目を集めました。

しかし、A/Bテストは高い効果を上げるものの、運用の手間や難しさが大きな課題となっていました。そこで、A/Bテストの運用を簡単に行うために作られたプラットフォームがOptimizelyです。

Optimizelyは、サイトのコードを書き換えることなく、管理画面上で設定の変更や、テスト結果集計などを行うことが出来ます。また、アプリのA/Bテストも行うことができ、ユーザーに合わせた広告を自動で表示してくれます。

講演では、「天気の良い暑い地域には、プールや水しぶきなどの涼しげな画像を表示させて、ユーザーを心地よくさせたアパレルショップ」などの事例を、実演してくださいました。ちょうどセミナーを開催したこの日もとても暑かったので、会場からは大きく頷くお客様もいらっしゃいました。

 

質疑応答タイムでは時間いっぱいまで、会場から絶えずご質問が届きました

質疑応答タイムでは時間いっぱいまで、会場から絶えずご質問が届きました

 

サイトの改善は、デザインや使用感を大きく変えるフルリニューアルではなく、テキストの表現などからすぐに始められる改善を、何度も繰返し実施できる体制と、企業内の理解がとても重要だと、セミナーを通して実感しました。

この度、ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。

エビス・マーケティング・カレッジでは、Webマーケティングに携わる方を対象に、今後もデータ活用の事例や最新手法について学んでいただけるセミナーを実施してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
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参加者の声

・「何をテストするか」を定量的・科学的にすること、という所が参考になりました。あと、「社長の推しに負けない」こと。こういう分野の勉強はまだまだこれからですが、わかりやすいお話で今後の参考になりました。【ECサイト運営 ご担当様】
・改善点の気付きからゴールまでを形式的に学ぶことができ、とても参考になった。【製造・販売 ご担当様】
・SEMの飽和が現状明らかになってきたので、潜在層へのリーチを改善していくことが今後のマーケティングにおいて重要だと感じました。【ITサービス・コンサル ご担当様】
・パーソナライゼーションについて、大変良いインプットになりました。【Web制作 ご担当様】