貞観政要に学ぶ!成功し続けるマーケティング組織を作る3つのTIPS

アドエビスマーケラボ編集部

「マーケティング組織を作る」。言うは易し、行うは難し、西川はきよし。です。

組織づくりは、一筋縄ではいかないもの。経験がある方もいらっしゃるでしょう。

今回は「貞観政要」から、マーケティング組織を作る際に活かせる3つのTIPS(ヒント)をご紹介します。

 

「貞観政要」とは唐王朝の二代目太宗李世民にまつわる話を、後世の史家によって纏められた書です。

帝王学の教科書として知られ、古くは北条政子、徳川家康、さらに明治天皇も関心を持って愛読されたことが知られています。

帝王学と聞くと構えてしまいますが、実際のところは組織運営といった馴染みがある内容が多く書かれています。

それでは、マーケティング組織を作る3つのTIPSを見ていきましょう。

 

1. 創業か守成?バラバラの個人を組織化する難しさ

貞観政要で有名な問答があります。

それは「創業と守成、どちらが難しいか?」という命題です。言い換えると、事業を当てるのと事業の成長を維持するのと、どちらが難しいか?という問いです。

どちらも難しい話ですが、難しさの内容が違います。

 

創業とは何打席立とうが1発打てば良いのですが、守成とは10打席中5打席でヒットが求められます。努力するベクトルが全く違います。つまりこの命題は「選択問題」ではなく「創業から守成へ移行する時期を問う問題」なのです。

みなさんの務める組織は、どちらのフェーズでしょうか?

1人しかできない仕事を、時間が無いという理由でマニュアル化を後回しにして属人化していませんか?

また「剣で天下は取れても、天下は剣で治められない」という名言があります。

規模を拡大し、維持しながら成長するために、今の仕事の進め方でいいのか?を定期的に考えてもいいでしょう。

マーケティング組織は、特にPDCAを求められる組織だと言えます。だから常に現状の仕事を見直すことが必要です。

 

2. 大きな組織だからこそ小事を見落とさない

「大事は皆小事から起こる」という言葉があります。

現代風に言えば「ヒヤリハット」でしょうか?

小事を「この程度のこと」と見逃していれば、やがて大事にいたる。危機感が無ければ大事にいたることも見抜けない、と貞観政要にあります。

1人か2人で担いでいた神輿は、1人が力を抜けば地に落ちます。しかし人数が増えるとちょっとぐらい力を抜いてもわからないものです。

「この程度ならまだ大丈夫」と見逃していれば、やがて大惨事につながります。

大きい組織であるほど全体像が見渡せず、自分の仕事が全体にどう影響するかわかりづらいものです。ちょっとぐらい大丈夫…その気持ちが、やがて会社を揺るがす大災害を招く可能性だってあるのです。

マーケティングは、成果が出ているからといって成功しているとは言えません。小さな綻びから、少しずつ失敗への階段を転げ落ちるケースもあります。

マーケティング組織こそ、小事を見落としてはならないのです。

 

3. 組織化したあとも継続していくことが成功の秘訣

「止足を思わず、志、奢靡にあり」とは、とめどなく欲が深く贅沢なことを意味します。

一方で「止足の戒め」という老子の言葉があります。足ることを心得れば辱めを受けない、止まることを心得れば危険はない、という意味です。

事業が成功し、いろんな勉強会に呼ばれて成功事例を話してくださいと言われると、あたかも自分が成功者のような錯覚に陥るものですが、守成とは「成功し続けること」であり、事例を求められる段階では甘く、仕組みを求められてようやく一段落です。

しかしほとんどの人が1回の成功に安堵し、この方法を続ければ良いと勘違いします。そうした心の隙間の小事が大事を生むのは前例のとおりです。

また「成功の秘訣は成功するまで続けること」と言ったのは松下幸之助です。

言い換えると成功しようと努力し続けるのを止めた瞬間、全てはそこで止まるのです。

マーケティング組織も同様です。一度の成功体験で終わってしまっては、当然ながら滅びの一途を辿るまでです。

 

今回のまとめ

今回は、「貞観政要」からマーケティング組織を作るための3つのTIPSをご紹介しました。いかがでしたか?

3つのTIPSがすこしでもマーケティング組織を作る参考になれば幸いです。興味が湧いた方は、「貞観政要」を読んでみてください。