3つのTIPS|ブランドの成長ために何に取り組むことが大事か?

私たちの生活を振り返ると、どの商品を買うかの選択肢は巷に溢れています。

同じ課題を解決するための商品は列をなし、まさに群雄割拠の様相です。

このような時代では、広告に数千万円使うとか、TVCMといったブランディングだけではなく、腰を据えて取り組む地道なブランディング活動が必要です。

では、ブランドが着実に成長していく上で、何に取り組むことが大事でしょうか?3つのTIPSを通じて考えてみましょう。

ヘビーユーザーに注力すべきではない

以前「ヘビーユーザーに注力すべきではない」と、『ブランディングの科学』のバイロン・シャープ氏の言葉を借りて紹介したことがあります。

ヘビーユーザーに注力するという戦略は、彼らの現在の個人消費が今後も継続して将来の売り上げに貢献することが期待できない限り、確実性に欠ける。たとえ現在、個々のユーザーから信頼できる売り上げデータが得られていても、また、彼らの購買行動に大きな変動が見られなくても同様だ。(『ブランディングの科学』P.83)

つまりブランディングと聞いた時に意識しがちな、すでに顧客となっている人のファン化に注力しすぎるのは良くないということです。

大事なことは、新しい顧客を増やすアクションをバランス良く行うことです。そこでオススメしたいのが、別のコミュニティに入り込んでいくアクションです。

新規顧客の伸びしろは減る一方

ブランドが素直にブランディング活動に励むと、近しい思想や感覚を持った人を集めます。

これは悪いことではありませんが、そのまま努力を続けても、だんだんと増やせる新規顧客の伸びしろは減っていきます。

そこでアプローチしたいのが、別のコミュニティです。

当然、競合ブランドの顧客にアプローチしても仕方がないので、例えば飲料メーカーであれば化粧品ブランド、高級靴メーカーであれば高級車ブランドといったように、顧客層が近い非競合ブランドにアプローチすべきです。

また顧客層が近いメディアをスポンサードして、メディアのファンに対してアプローチする方法もあります。

WIRED Audi INNOVATION AWARD

アプローチの具体的な方法としては、コラボイベントを企画したり、メディア内で連載をしたりといったものが挙げられます。

WIRED Audi INNOVATION AWARDはその好例です。“世界を変え、「新たな未来」をもたらす革新”をコンセプトに掲げ、イノヴェーティブな取り組みをする人を顕彰しています。

このアワードを通じて、AudiはWIREDの読者に対して新たなアプローチを可能にしています。さらに言えば、イノヴェーティブな自動車メーカーのイメージも享受していると言えるでしょう。

このように、ブランドが別のコミュニティにアプローチする方法は、新規顧客を増やす上で非常に有効です。

WIRED Audi INNOVATION AWARDは大掛かりな取り組みですが、小さい規模でも地道にコラボレーションを繰り返すことで、ブランドが着実に成長していく絵を描けるでしょう。

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