ブランディングが学べる書籍3選!テクニックより本質を知るための本たち

前回、ブランディングを「事例から学ぶ」といったコンセプトで計5冊の書籍を紹介しました。

ブランディングを学ぶ本5選ー実在するブランドの事例から得られるものとは?

今回は、事例ではなくブランディングの「本質を知るため」に役立つ書籍を3冊ご紹介します。

世の中にはビジネスに役立つ様々な書籍がありますが、マーケティングに関するものと、ブランディングに関するものだと、(私の主観かもしれませんが)マーケティングの方が充実している気がします。

さらに比較的すくないブランディングの書籍の中にも、ソーシャルメディアの活用方法やコンテンツマーケティングの始め方など、テクニック論が中心の書籍も少なくありません。

しかし、本質的な話もしっかりと抑えておきたいところです。今回の3冊はそういった観点から選びました。

 

ブランディング22の法則

ブランディング22の法則」は、エビスマーケティングカレッジでも何度も取り上げている書籍なので、知っている方もいるかもしれません。

1999年と今から約18年も前の本ですが、ブランディングを考える上で知っていて損はない、基本的な法則が22も載っています。

特徴としては22の法則ごとに章が分かれており、各章が「拡張の法則」「収縮の法則」などの名前がつけられています。(一つの章で一つの法則について学ぶことができるので、初心者にもわかりやすい仕様です。)

また法則自体は本質的な内容が多く、やや抽象度が高い話もありますが、一つの法則に最低一つは参考になる事例も載っています。

おすすめポイントとしては、「ブランドの名前を決めたい」「ブランドの成長戦略を描きたい」「ブランドを拡張したい」といった、ブランディングに関する普遍的な課題に対して、参考になる答えを提示している点にあります。

もちろん時代は変わっていますし、現代に則した方法はあるはずですが、本質的には変わらないものもあるはずなので参考になるはずです。

 

誘うブランドー脳が無意識に選択する。心に入り込むブランド構築法

誘うブランド」も興味深い書籍の一つです。

著者は、顧客がブランドに抱くイメージを「ブランドファンタジー=無意識的な連想のネットワーク」として論を展開します。

明日から使えるような具体的なブランディング戦略というよりは、顧客がブランドを認識してイメージを醸成していく過程を、顧客の記憶や感情、意識・無意識といった部分をキーワードに紐解いていきます。

ブランディングを心理学や脳科学の見地から考えたい方には、特におすすめしたい書籍です。

 

ブランド論-無形の差別化を作る20の基本原則

最後の一冊は、「ブランド論-無形の差別化を作る20の基本原則」という本です。

著者のデービッド・アーカー氏は、ブランディングの第一人者の呼び声も高い方です。

氏はブランドは「資産である」といった考えを広め、資産としてのブランドを構築して価値を上げていくことで、競合優位性を築き、長期的な視点に立った時に収益にも大きな影響を与えると説いています。

内容は決して簡単なものではありませんが、本書は日本におけるデービッド・アーカー氏の唯一の弟子だと言われる阿久津 聡 氏が翻訳に入っているため、読みやすい仕上がりになっています。

ブランディングを考える上で、読んでおいて損はない一冊です。

 

実在するブランドの事例も参考に

今回は、ブランディングの「本質を知るため」に役立つ書籍をということで、以下の3冊をご紹介しました。

ブランディング22の法則
誘うブランド
ブランド論-無形の差別化を作る20の基本原則

私自身、皆さんに他にもご紹介できる本はないかと様々な書籍をあたってみたのですが、(冒頭にも書いた通り)マーケティングに比べると、ブランディングの書籍は少ないように感じました。

ここではご紹介していない厚くて難しい本もあったのですが、なるべくわかりやすく本質を突いている(と思われる)書籍を選びました。

ただ今回ご紹介した書籍からではなく、実在するブランドの事例からも大いに学ぶ部分はあると思います。なのでもし興味があれば、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。

ブランディングを学ぶ本5選ー実在するブランドの事例から得られるものとは?



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