共創マーケティングを考える上で間違いがちな2つのこと

共創マーケティングは、以前エビスマーケティングカレッジでも取り上げたことがありますね。その時は、こんな表現で説明しました。

「共創マーケティング」とは、自社商品の開発やマーケティング施策の発案を、一般消費者や顧客、あるいはパートナー企業などと共に行うことを指しています。

おそらく優秀なマーケターの皆様は、ここ数年のマーケティング業界の大きな変遷を身をもって感じていると思います。

共創マーケティングもその一つですが、顧客と一緒に商品開発をしたり、コミュニティを作ったりしようとする際に、間違いがちなこともあります。(今回はそれを2つ挙げました。)

 

共創マーケティングは商品開発で終わらない

共創マーケティングにまつわる間違いで多いものは、『共創マーケティング=顧客と共同で行う商品開発』といったものではないでしょうか?

確かに大手企業が「共創マーケティング」という言葉を使って行なっている内容は、商品開発だと捉えることもできますが、それだけではありません。

実際は、商品を一緒に開発して終わりといったものではないのです。

商品開発後も関係性は終わらず、顧客にとっては自ら参加して作った商品なので愛着があり、口コミや積極的な宣伝もします。また商品開発前も、顧客自身の課題について考え、アイディアを出すので、より自分事として捉えやすい一面があります。

そういったブランドと顧客の一連の関係性を捉えて、共創マーケティングとする方がより実際の意味に近いのではないでしょうか。

また、商品開発以外にも共創マーケティングの形はあります。詳しくは以下の記事が参考になるのでぜひ見てみてください。

参考:「商品開発だけじゃない! いま注目される「共創マーケティング」とは?

 

顧客がしたいのは消費ではなく体験

また違った視点で共創マーケティングを捉えると、顧客が何を求めているかが見えてきます。

マーケターがマーケティング目線でコミュニティを作ろうとしても、そこには抜け落ちている視点があるのではないでしょうか?

顧客は時に「消費者」と呼ばれますが、共創マーケティングでアプローチする顧客は「消費者」というよりは「参加者」です。

そう。顧客が求めているものは、「消費」ではなく「体験」ではないでしょうか?

商品開発も、ネスカフェアンバサダーのような社内での普及活動やネスカフェの運用も、消費のためだけではない、一つの体験として捉えることができます。

言葉としてはおかしいですが、マーケティングのために共創マーケティングを行うのでは、本当の意味で顧客の心を捉えることはできないのかもしれません。(以上、共創マーケティングを考える上で間違いがちな2つのことでした。)

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